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地上デジタル放送やBSデジタル放送でも、5.1chサラウンドのデータを受信できる番組があります。通常のテレビでは5.1chサラウンドに対応した番組を観ていても、音声はステレオでしか再生できませんが、ホームシアターを導入する事で、5.1chのサラウンドをフルに味わう事ができます。野球・サッカーなどのスポーツ中継や、音楽番組の放送など、迫力の映像とサラウンドでまるでその場にいるかのような臨場感で楽しむ事ができます。
テレビはどんどんと薄くなってスッキリとしたデザインになってきています。しかしその代償として、テレビのスピーカーの部分が犠牲になってしまっている場合もあるようです。ですので、テレビ的には「大画面で映像はキレイなのに、音がイマイチ」といった不満をを抱えている方も大勢いらっしゃいます。そういう理由もあり、今、ホームシアター人気は高まってきています。
ブルーレイディスクは、高画質の映像はもちろん、高音質なサラウンドのデータが記録されています。前述のとおり、テレビのスピーカーでは、サラウンドは再生できませんので、ここは是非、ホームシアターを導入してお好きな映画やライブ映像などを体験してみて下さい。ブルーレイに記録された最高の音情報をを余すところなく再生し、音の広がりや重低音で、より臨場感のあるリアルなシーンを味わえます。
サラウンド対応のゲームソフトをホームシアターで楽しめば、ゲームでも立体的な音を体感できるようになりますので、きっといままで楽しんできたお気に入りのゲームも臨場感が増し、何倍も面白くなるはず。サラウンド対応でないゲームも、ゲームモードを搭載したAVアンプやシアターセットなら、家族や友達とのゲームがいままで以上に盛り上がります。
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ホームシアターを導入すると言っても、何が必要でどうやって接続するのかわからなければ、宝のもちぐされになってしまいます。せっかくホームシアターを買ったのに「音がでない」なんて事のないように、『音が出ていく場所』『音が入っていく場所』を把握して、思い通りのセッティングができるようになりましょう。
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◆ここで、最新規格のHDMI 1.4の新機能『ARC(オーディオリターンチャンネル)』に注目!
これまで、テレビのチューナーで受信した放送番組の音声をホームシアターで再生するには、上記のように、光デジタルケーブルが必要でした。しかし、HDMI 1.4の新機能である『ARC(オーディオリターンチャンネル)』を用いれば、上図のHDMIAの接続だけで、テレビの地デジ放送の音声をホームシアターで再生できるようになりました。
この接続が実現した事により、地デジ放送の音声データをサラウンドで聴くために、わざわざ光デジタルケーブルを準備する必要もなくなり、配線もスッキリ・シンプルにできます。
※テレビ・ホームシアター機器・HDMIケーブル共に、HDMI 1.4のARCに対応している必要があります。
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ご紹介したセッティング例を参考に、ご家庭の環境にベストなセッティングを探してみてください。
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一言に『ホームシアター』と言っても、テレビ台がそのままホームシアター機能を備えているラックシアターや、小型で省スペースなフロントサラウンドシステムなど、ホームシアターには様々なタイプのものがあります。ご家庭での用途やスタイルにあわせて、お好みのホームシアターをお選び下さい。
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テレビ台とホームシアターが一体となったモデル。ウーファーをはじめとする内蔵スピーカーで、本格的なサラウンドを楽しめます。BD・DVDなどの再生機器やゲーム機の収納スペースもあり、テレビ台としての役割もしっかり果たします。まさに1台2役のすぐれもの。
前面に配置したスリムスピーカーのみで、サラウンドを楽しむ事ができます。スピーカーが出す音の位相を変化させたり壁や天井に音を反射させて後方から聞こえるようにするなどの手法により、立体的なサラウンドを実現させています。とっても省スペースで、スタイリッシュ。配線もカンタン。
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アンプやウーファー・スピーカーがセットになっているモデル。お手頃価格のパッケージも多く、2.1ch〜5.1chまでラインナップも充実。セットになっているので配線も迷うことなく簡単に設置できます。複数のスピーカーでサラウンドを楽しむ、ホームシアター入門機としてもオススメです。
サラウンドを楽しむ事のできるヘッドホン。5.1ch、7.1chを擬似的にステレオヘッドホンで再生する事でサラウンドを実現しています。夜間でも大迫力で映画やゲームが楽しめるのが魅力!煩わしい配線・設置や騒音の心配もありませんので安心して、思う存分サラウンドを堪能できます。
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音声と映像を司る、言わばホームシアターシステムの核。高クオリティでの音と映像を楽しむためには欠かせない存在です!今やAVアンプは、3D映像の伝送やオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応した最新規格「HDMI 1.4」搭載の機種がほとんど。ネットワーク機能も充実で、機能も多彩です。
ホームシアターシステムの中で、主にフロントスピーカーやリアスピーカーとして使用されるスピーカー。セッティングの自由度が高く、テレビラックやスピーカースタンドと組み合わせて、お好みのポジションに配置しやすいです。ベストな位置を見つけて、最高のサウンドを!
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ブックシェルフ型同様に、フロントスピーカー・リアスピーカーとして使用されるスピーカー。背の高いその形状から、「トールボーイ」と呼ばれています。脚台があって床置き出来るものが多いので、特にリアスピーカーとして使う場合はブックシェルフ型に比べて設置もしやすいです。
モニタの真上や真下に置かれるスピーカー。映画では主にセリフや歌声などの音声を再生します。セリフはきちんと聞き取りたい部分ですので、はっきりとクリアに再生するためにも、センタースピーカーが重要になってきます。
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重低音成分を再生するスピーカー。迫力のあるサウンドを実現します。また、低音には空間の大きさを再現する効果もあり、より臨場感が増します。映画を鑑賞する際は、主に爆発音などの効果音で迫力の違いが体感できるでしょう。
プロジェクターは、BDやDVDなどの映像を大画面に投影するもの。主に液晶方式・DLP方式という2種類の投影方式があり、DLPは高画質、液晶は低価格というのが一般的です。スクリーンは投影された映像を映し出すモニタとなります。より大きな画面サイズで、映画などを楽しめます。
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